
中国で取れるビザには何種類かありますが、労働する場合はFビザ(訪問ビザ)かZビザ(労働ビザ)になります。Fビザはビジネストリップや短期(6ヶ月以内)の労働などに必要なビザですので、普通はZビザを取ることになります。
まずはFビザですが、Fビザの取り方は簡単で、香港の旅行代理店などで扱っています。ほとんどが香港九龍半島の尖沙咀に集中しています。パスポートと写真を提出するだけで、当日か翌日にできて手数料は半年のものが500−1000元ぐらいです。(ただし、土曜は割高で日曜は休み)。3,6,12ヶ月のものがあります。Fビザはパスポートだけで申請できて楽なので何年も使っている人もいますが、長期に中国で働く場合は違法ですのでご注意ください。
次に、Zビザですが、まず、日本で取るのか中国で取るのかといいますと、本当は日本で取るのが正道ですが、現在では中国で取る人がほとんどです。それも働き始めてから申請するのが一般的です。それでは働き始めてからZビザが下りるまでの約1ヶ月はどうするのかといいますと、FビザやLビザ(観光ビザ!)で働くのが一般的です。不安に駆られるかもしれませんが、Lビザのシールを貼ったパスポートを持っていってZビザを申請して文句を言われたという話は聞いていません。
具体的な手順は結構提出書類が多くて大変ですが、会社側で用意する書類(たとえば会社の営業許可証など)がほとんどで、本人が関係するものは以下のとおりです。
深センの給与相場は、下がり気味とはいえ上海、大連などほかの都市に比べかなり高いといえます。日本人の場合は新卒HSK6級(ビジネス初級)で10000−12000元が相場です。日本に比べると安いですが、中国人の工員は800元ぐらいでも生活しています。中年の技術者が一番高く、20000−35000元と幅があります。賞与についてはそれぞれの会社によって異なりますが、旧正月に1ヶ月余分にもらえるところが多いです。
給料のほかに中国人の場合は深セン市政府が指定する医療保険や労災に入らなければなりませんが、外国人の場合はこのようなパッケージがありませんので会社によって違います。
まず、傷害保険についてですが、海外旅行保険は個人で入ることが多いです。この保険は自分で入る場合日本でしか手続きができないので注意が必要です。
そのほかにはウェルビー社のチャイナボールと言う医療保険があります。こちらは現地で病気をしたときの治療が主な目的です。この保険は会社で入るのが前提です。
あとは有給休暇ですが、中国では有給休暇というものはほとんどなく(無給でよければ申請できる)、日本人についてもあまり期待はできません。初年度はなしとか、5日間とかになります。ただし、中国は一年に長期の休暇が3回(旧正月、5月、10月の国慶節)あるので、この時期に日本人は休みをくっつけて2週間ぐらい日本に帰ったりします。
ちなみに帰国時に航空券を支給してくれる会社は3割ぐらいです。
中国の所得税は中国人と外国人と違い、外国人のほうが安くなっています。累進課税で、外国人の場合4800元まで無税、あとは段階的に税率が上がります。10000元でだいたい800元(つまり手取りが9200元)、20000元ですと大体2800元、30000元ですと5000元ぐらいが所得税で持っていかれます。
しかし、香港は一律15%ですので、それに比べると税率はやや高いと言う印象です。
最近中国で就職を希望される方が増えています。世界の工場、そして世界最大のマーケットである中国で新たな挑戦をしたいという方からたくさん問い合わせをいただくようになりました。中国深セン市に身をおく地場の人材会社といたしましてはありがたい限りです。少しでも多くの方に中国を知っていただき、お仕事探しのお手伝いをさせていただければと思っております。
下記の情報は深センなど広東省で日本人が働く際に有益と思われる情報です。広東省で就職をご検討される際のご参考にしていただければ幸いです。